８＋９

この展覧会は、被爆地長崎から現代アートを通した平和活動として、国際平和について考える機会になることを願って毎年夏に開催しています。国内外の作家や国際的に活躍するアーティストを招き、地域文化の活性化、作家間交流の促進を推進しています。さらに展覧会に関連したワークショップやギャラリートークなども企画し、市民に美術により親しんでもらえる場を提供しています。

1983年、ギリシャから人類の融和と不戦の象徴として贈られてきたオリンピアの聖火を受け、４年後の1987年8月「長崎を最後の被爆地とする誓いの火灯火台」が建設されました。建設費は全国各地からの募金、デザインは、応募60余点の中から長崎大学井川惺亮教授（当時助教授）作品がモニュメントを芸術まで高めたとして採用されたものです。以来、鎮魂の爆心地の一角に、核兵器廃絶による人類の平和と希望を託した火を灯し続けてきました。

この長崎を最後の被爆地にしようという強い願いを込め、８月９日長崎原爆の日に、この灯火台モニュメントの下で、行き交う人々に平和を希求しながら折り鶴を折ってもらい、このモニュメントに貼り付ける『折り鶴パフォーマンス』を行っています。 

「8+9  2019〜ナガサキの地でアートを考えるⅠ〜」

2019年7月30日（火）～8月4日（火）

 長崎県美術館 県民ギャラリーＣ室

「RING ART・8+9現代美術展

　　～地域・国際・平和～2016」

2016年8月2日～8月30日

長崎歴史文化博物館・長崎ブリックホール２Ｆギャラリー・ＮＴＴポケットギャラリー