春風ながさきよりⅩⅣ2012

展覧会DM
展覧会DM

タイトル:春風ながさきよりⅩⅣ  2012

期  間2012317日()~ 325日(

           9:00-20:00(最終日17:00まで)

会  場:長崎ブリックホール2Fギャラリー

関連行事:長崎大学長表敬訪問    319日(月) 14:00~

     オープニングセレモニー  317日(土) 12:00~

     ギャラリートーク      317日(土) 14:00~15:30

主  催:長崎大学 産学官連携推進本部 生涯教育室

共  催:RING ART

 

 

 

趣  旨:

 本展は、ブリックホール開館と同時に立ち上げ、以降継続的に実施し、今回で14回目を迎えます。展覧会タイトル名が示すように、長崎より文化の発信を、美術を通して行いました。内容的には学内外の表現者による研究会とし、国内外の作家を長崎にお招きしながら、地元作家や市民らの美の研鑽の場としていますが、ようやく定着をしてきました。

 前回(13回)展は、大震災とそれに伴う原発トラブルが発生し、実施が危ぶまれましたが、このような事態こそアートの活動で、特に被災者の皆様方勇気と希望を与えるものとして実現しました。更に全国民の方々と共に助け合いの心を共有しながら、国際間でも共有することが出来ました。その例として長崎と姉妹都市であると同時に出島時代からの交流のあったポルトガルの、ポルト市のアーティストをご招待しましたが、震災直後の当時は、外国人は原発の放射能を警戒し日本脱出やまた日本への入国自粛ムードが高まる中、ポルト大学のラランジョ先生や、韓国の朴南姫先生、姜パルム先生らが勇気を持って来日され、私たち日本人にも希望や元気をいただきました。これこそ国際交流の醍醐味であることを実感しました。これにより今までよりも一層、助け合いの輪が広がりました。このように海外作家をお呼びする場合は、タイムリーな条件を勘案しながらご招待しています。今回は、長崎上海航路再開の話題もあり、中国アーティスト2名をご招待し、長崎において日中の実りのある美術展となることを願い、出品者一同で交流を図ります。

 ブリックホールのブリックは、レンガを積み重ねるという意味が込められ、同時に文化の発信拠点として位置付けられているとも言われています。そこで私たちもこのレンガに文化を重ね合わせ、長崎での美術活動が美の新たな地平を切り開き、また長崎を地域の活性化と共に国際的文化の交流の場を提供するように努めてまいります。

 

                                長崎大学産学官連携推進本部 生涯教育室

                                         代表  准教授 新田 照夫

                                             RING ART運営担当    客員教授 井川 惺亮

 

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